ペイ・チェック

2004年3月28日 映画
 監督はジョン・ウー。「ミッションインポッシブル2」は観てない私だけれど、「フェイス/オフ」は大好きだった。今回も、期待いっぱいでAMCへ。
 エンジニアの主人公マイケルが、コンピュータ会社から請け負った3年間の極秘任務の代価として受け取るはずだった9000万ドル。契約どおりに3年の間の記憶を失ったあと目覚めてみれば、手にいれるはずだった大金をすべて自身で放棄しており、残ったものは全く心あたりのない20のガラクタのみだった――。
 いやいや、ものすごく爽快な映画でした。最初から最後までドキドキして観られた。マイケルがひとつひとつ「過去の自分からの贈り物」を消化していくたび、「あといくつ残ってる?」「次に使うのは何?」と映画に引き込まれていく。ちょっとバタくさいアジアっぽさが漂っているのも、また味なものです。終わったあと純粋に「あー面白かった!」と言える作品です。ジョン・ウーナイス。見る側ももちろんだけれど、こういう話を考えるのも、楽しいんだろうな。

 評価: ★★★★/★★★★★

 ザッツ・エンターテインメント!

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