I want to be somebody else

2003年8月15日
 と歌ったのは誰だったのか。私にはこの気持ちが全く理解できない。

 他の誰かになりたいと思ったことがない。私以外の存在になっている私なんて想像できない。

 同時に、自分が特別な存在になれる可能性なんてないこともわかっている。

 チャンスもない。才能もない。野心すらもてないくせに、何か成せるんじゃないかと夢だけ抱いて、くすぶっている。

 私は何者にもなれない。そのことは、私自身が誰よりもよく知っている。

 私は何者にもなれない。
 なのに何をもがいているんだろう。何を苦しんでいるんだろう。


 お盆休みで、軽くて遅い五月病モードかも。
 あるいは夏休みが終わって、学校が始まる前の子供の陥る軽いブルーモード。

 要するに、小学校の頃からずっと成長してないってことかな。「がっこう、いきたくないよう」が「仕事嫌だなあ」に変わっただけで。

 ううん。それはますます「私は私以外の存在にはならない」ということの証明かもとさめざめ泣きつつ(オチになってない……)。

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